11月3日(金)~4日(土)に「さんべでものづくり教室①ロボット」を開催しました。
株式会社イワミ村田製作所の協力で、10家族31人の皆さんに参加いただき、ものづくりの世界を体験しました。
1日目は、「ファクトリーツアーとデモンストレーション」。イワミ村田製作所に行き、ものづくりの現場を見学しました。私たちが日常生活で使っている電子機器の電子部品の多くは、村田製作所で生産されているのを知っていましたか?例えば、スマートフォン。スマートフォンに使われている電子部品は、約1,000個あります。そのうちの約800個は、ムラタ製の電子部品なのだそうです。
実際に主要部品であるコンデンサが製造されている現場を見て、製品ができるまでの過程、設備の様子、包装の仕方等から感動を受けた参加者でした。
そして、自転車に乗るロボット「ムラタセイサク君」の登場です。村田製作所の技術を結集して作られた「ムラタセイサク君」が、わずか2cmの平均台を渡る技などにおどろきの参加者でした。
2日目は、「エンジニアリング・ワークショップ」。パンチをくり出すボクサーロボットの製作をしました。イワミ村田製作所のスタッフの指導のもと、真剣にロボット製作に打ち込む子どもたちでした。できあがったロボットで対戦する際の歓声は、自分の力でロボットを作りあげた満足感でいっぱいでした。
参加者の感想です。
「島根県にも世界的な企業が存在することを知って、子どもたちも誇りをもってくれたと思います。優秀な方々も、失敗を重ねながら挑戦しておられることを見せていただき勇気がもらえたのではないでしょうか。」
三瓶での1泊2日が参加者の皆さんの将来につながることを願っています。
FROM:なべさん
さんべでものづくり教室①ロボット
2017.11.08