職員の駐車場近くに、緑の色鮮やかな栗が落ちていました。見上げると大きな栗の木、実がいっぱいついています。子供のころ、三瓶に遊びに来ると栗拾いをして持ち帰り、茹でて実の真ん中位を噛んで割り、歯で押し出すようにして食べていました。甘くておいしかった。自然の栗は小さな柴栗。ちなみに柴栗とは、品種改良される前の野生の栗の俗名だそうです。
朝夕気温が下がるようになり、道路脇の温度表示器が、20度以下を示す日が増えてきました。それにつられるように周囲の木に少しずつ紅葉が始まりました。気が付けばあちらこちらにすすきや彼岸花が。栗の実が茶色になり、食べられる頃になると、三瓶山の紅葉も一段と進み、美しくなることでしょう。
そんな三瓶で、それぞれの秋を見つけてみませんか。
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