「三瓶高原牛乳」のおいしさのヒミツ~牧場見学に行ってきました!~

2017.05.02

 春の大型連休も始まり、交流の家には家族さんもぞくぞくときてくれています。

 ちょっと風が冷たく感じますが、日が差して心地良い一日。そんな日の午後に、広島からお越しの1泊2日でご利用の家族さんといっしょに、近くの福間牧場さんへ牧場見学に行きました。福間牧場さんでは乳牛を飼育されており、約50頭の牛に会うことができました。

 はじめに、牧場主の福間さんから、牧場の仕事や乳牛の一生のお話があり、そのあと、新入社員研修で牧場実習に来ておられたチチヤス株式会社の社員さんから、牛乳ができるまでの流れについてお話がありました。ユーモアを交えながらのお話でわかりやすく、家族さんは笑いとともに「そうだったのか」「なるほど」と初めて聞くことがたくさんあったようで関心を持って聞いておられました。会話中に、「損益分岐点」というワードが出るなど、お子さんにとっては「ん?」というような経営的なお話にお父さんお母さんは耳を傾けていました。

 お話のあとは、お楽しみのえさやり体験。グルメな牛さんはおいしさがわかるようで、上手においしいえさを選んで、次から次へとえさを食べます。家族さんも次から次へえさをあげ、エンドレス状態に。子どもさんよりもお父さんが一番楽しそうでした。

 普段何げなく飲んでいる牛乳ですが、実際に生産元である牧場で牛とふれあい、生産者から生の声を聞けたことで、牛乳ができるまでに生産者と製造販売者の方々がどれ程の手間と愛情を注いでおられるかを知る良い機会となったと思います。また、命の大切さや食料の大切にする気持ちをより一層深めることができたのではないでしょうか?

 緑ゆたかな三瓶の福間牧場で搾乳された生乳はすべて広島県にあるチチヤスさんに送られ、「三瓶高原牛乳」として流通しています。交流の家では朝食時に「三瓶高原牛乳」を提供し、利用者の元気の源となっています。ぜひ、「三瓶高原牛乳」を飲みに交流の家に来てください。また、近くのスーパーでお買い求めください。

 ご協力いただいた福間牧場さん、チチヤスさん、牧場見学に参加してくださった家族の皆さん、本当にありがとうございました。

FROM:じゅうべえ