豊作・豊穣・無病息災を祈願する儀式として、代々その土地の人々によって舞われてきました。三瓶地域にもいくつか石見神楽の上演団体があり、その一つが「多根神楽」です。
多根神楽は、明治中頃に「佐比売山神社」の宮司が神職の舞を多根の村人に伝えたのが始まりとされています(ちなみに、三瓶山の旧名は「佐比売山」です)。


「さんべ祭」での神楽上演の様子

石見神楽は、その豪華で鮮やかな色使いの衣装や装飾がダイナミックに躍動する光景はもちろんですが、石見人の気性をそのままに、大太鼓、小太鼓、手拍子、笛を用いて奏でられる囃子の音が、神秘的で非日常的な雰囲気をつくり、見る人を神話の世界に誘います。古くから、大衆の娯楽として楽しまれてきた神楽に、一度酔いしれてみませんか。



交流の家事業「三江線で行く 秋と神話をめぐる旅」での神楽上演の様子
★さらに詳細な情報はコチラ★
○多根神楽HP:http://www1.ttcn.ne.jp/~kitasanbe/a_sub_kagura/
○伝統芸能石見神楽(大田市観光協会)HP:http://www.ginzan-wm.jp/iwami-kagura